手術をしたのは金曜日。
執刀医の先生とはその日から会ってません。
火曜日になってようやく再開となりました。
傷口の処置
「久しぶりですね。大丈夫でした?」
「はい、大丈夫です。順調に治っていると思います。」
そして、傷口を見てもらい、傷に貼っているモノを剥がすことになりました。
かなりびっちりとくっついているので、「剥離剤お願いします」
と先生が言って、ササっと看護師さんが渡します。
アルコール綿みたいなのを染み込ませながら剥がすとあまりいたくありません・・・
が
先生が塗るのへたくそで、結局半分くらいはふつうに剥がしてました
痛いよ~(´;ω;`)ウゥゥ
剥がした後は消毒をちゃちゃっとして、「サージット」と呼ばれるパッドのついた透明なフィルムを貼っていきます。
1枚だとドレーン部分が覆えなかったようで
(どんだけ切ったんだよ!)
2枚重ね貼りされました!
(何かと重ねて貼るのが好きだね~)
術式の説明
さてそんな包交の茶番は置いといて、術式の説明を聞きました。
当初の想定とは違って、かなり術式を変更されてましたw
ポイントは3つでした
- 切開は2か所予定が1か所だけだった
- 正確な瘻孔は発見できなかった
- 抜糸が必要な縫合だった
首の中段上段の2か所で切開を入れる予定でしたが、中断の切開後、皮膚をクルッとめくると上段に届いたそうで1か所の切開で済んだそうです。
変色していた皮膚を取って、中央部のみの切開だそうですが、想定よりも幅広く切開したとのこと。
神経や筋肉を切るような処置ではなかったので、そこまで後遺症はなさそうですが術後のケアには少し苦労しそうです。
明けた後、甲状舌管自体は瘢痕化して皮膚と癒着していたそうです。そのため管のみの摘出は出来ず、周囲の組織を合わせて削り取ったとのこと。(もちろん舌骨も切り取られました!)
さらに正確な瘻孔は分からず、3箇所くらいの候補があったので全て吸収糸で結紮したとのことでした。
抜糸
手術直後の傷では分からなかったのですが、今回は吸収糸ではなかったようです。
甲状腺の手術の際には吸収糸での縫合のため、私自身抜糸の経験はありません。
(そういえば、事前に何も説明受けてなかった。吸収糸がスタンダードだと思い込んでた!)
ちょっと戸惑っていると・・・
「傷口は大丈夫そうだから。退院しちゃって、2日後に外来で抜糸でも良いんですが、どうします?」
(お!これは神的発言!)
落ち着いて質問します
「抜糸までわざわざ入院するメリットは何でしょうか?」
「病院だと安静に出来ることぐらいですかね」
「では退院します。」
うるさくてぐっすりと眠れない病院で、安静とはいいがたいです。家に帰ると子供のラリアットのリスクはありますが、間違いなくちゃんと寝れます。
「では明日朝診察して問題なければ一旦退院ってことにしましょう」
抜糸は小学生の時の交通事故依頼ですが、それまで自宅に戻れるのはとても嬉しいです。
病院の食事にも飽きてきていたので、早く美味しいご飯が食べたいです。
というわけで、グダグダな傷口の処置とは裏腹に、順調な回復力によって退院を勝ち取ることが出来ました。
喜んで病棟に戻ると、病室にはまた新たな患者さんが入ってきています。
入れ替わり立ち替わりで患者さんが途絶えません。しかも全て手術適応の患者さんです。甲状腺の時と違って色んな病状・年齢・背景の方が入院なさっています。思うところあったので、それはまた別で残したいと思います。
この日の夜は、手術後の患者さんのケアで看護師さんが病室内を歩き回ったり話しかけてたりしたので、あまりよく寝れませんでした・・・
でも明日退院!もう少しの辛抱!
つづく
ここまで読んでいただきありがとうございました!
今日も皆さんが元気でありますように♪
引き続き「ちょっとだけ元気になれるブログ」を続けていきますので今後もお付き合いください(⌒∇⌒)
↓今日のランキングは○位!「ポチっ!」と応援もらえると嬉しいです♪