ガンと筋トレと私 ~甲状腺癌 闘病記~

40歳♂ 癌の発見から日常生活の変化を書いてます。趣味の筋トレや釣り、子育てやお金の話など、同じ悩みの皆さんをちょっとだけ元気にします!

入院編 5日目 Freedom from tube

入院中は良く寝れていません。

2~3時間寝たと思うと直ぐに目が覚めてしまいます。

 

身体がそこまで疲れていないのも理由にありますが

4人部屋の騒音、看護師の見回り

そして・・・

身体中についているチューブがありました。

ようやくそれらとおさらばできそうです。

 

 

TUBE類

手術室に入室して、横になるところで初めてチューブが体に入ります。

薬剤を入れるためのカテーテルを左手に入れられます。

 

そして手術から目が覚めると、パンツをずり下ろされて尿道カテーテルが入っています。

こいつが痛くて眠りにくい、座りにくい状況でしたが、昨日無事に抜いてもらいました。

 

そしてもう一つが傷口に入っているドレーンです。

中で血が溜まらないように、陰圧のかかったバッグで血を吸いだしていくわけなのですが、首から出ているチューブに加えて、廃液バッグを首に下げておく必要があります。

 

このバッグの廃液チェック(むしろ廃液集め)を看護師は楽しそうにやっています。

 

起きている間なら良いのですが、ウトウトしている夜の10時とか、2時とかにチェックしてくれることもあり、少々厄介でした。

これがようやく抜去されます。

 

ガキの使い

今日は部長先生がいない日です。

朝8:30に外来に行って診察を受けるのですが、部長の後ろにちょこちょこついてきているガキの使いみたいな若い医者が診察をします。

 

廃液が少ないことを確認して、ボソッと「抜きますね」と。

 

(おいおい、どんな状態だからどうやって抜去するかちゃんと話しろ!)

 

抜去時に痛みは殆どなく、何か突っ込まれているものがニュルニュルっと抜けたような感じです。

 

その後、ガキの使いは突然慌てだします。

「えっと」「えーと」

・・・ガサゴソ

 

どうやら抜いた後に貼るものを用意していなかったようで、引き出しを開けたり看護師さんに聞いたりして探しています。

 

・・・

(あの、傷口開いたままなんすけど・・・先に用意しといてよ・・・)

 

探し物は見つかったようで、皮膚をくっつけるテープを貼って、その上からどこでも売ってそうな四角い絆創膏を貼って終了となりました。

こんな感じです。


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「ハイ、おわりです」

と安堵の声で終了宣言し、帰らせようとしていたのですが、まだ聞き足りないことがいっぱいあります。

 

「風呂は入って良いんですか?」

 

「シャワーなら大丈夫です」

 

「頭も洗っていいんですか?」

 

「シャワーなら大丈夫です」

 

あれ?聞こえてた?日本語が通じていない?

 

若干テンパっているガキ使くんを後に病棟へ帰るのでありましたが

このコミュニケーション不足が

このあと若干のトラブルが起きます。

 

シャワーで出血

身体がだいぶ男らしい匂いになってきています。

パジャマを変えたり、濡れタオルで拭いたりしているのですが

さすがに40のおっさんの加齢臭的はそう簡単には無くなりません。

 

快適に寝るためにも一刻も早くシャワーを浴びる必要があります。

幸い午前中はかなり空いていたので、早速予約して・・・

 

3日ぶりのシャワーです♪

 

この病院では一切注意事項などを話してくれませんが

甲状腺の手術を経験した時の学びを活かして

 

なるべく傷口を濡らさない

首を上に上げてシャワーを浴びない

 

この2点を意識してシャワー浴を堪能しました。

 

サッパリして浴室を出てタオルで拭いていると・・・

白いタオルに血痕が・・・

 

「な、なんじゃこりゃー!」

 

タオルに血がついてます。

良くわからなかったので、鏡の前でドレーンの部分をタオルで押してみると、にじんでくるので、そこから出血していたようです。

 

そこまでひどくなさそうなので、タオルである程度ふき取ってそのままにしておきました。

既に絆創膏は半分剥がれてます。

 

病室に戻って、看護師さんが来たときに

 

「シャワーで血が出ちゃって、絆創膏替えてもらえますか?」

と聞いたところ

 

慣れた手つきでパパっと交換を・・・

してくれませんでした!

 

「交換するには、先生に確認しないと・・・でも漏れ出してくるかもなので、上からガーゼを当てておきますね。」

 

という事で良くわからない絆創膏を重ねてガーゼを当ててといった

絆創膏のミルフィーユ状態となりました(笑)

なんじゃこりゃです(笑)
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その後、ガキ使先生が回ってきたので状況を伝えたところ

ガーゼをチラッと開けて

「ガーゼに血は吸収されてないようです」

と、誰でも見れば分かるようなコメントを言って、またガーゼを貼って去っていきました。

 

まあ、無事にドレーンが抜けたことと、出血も収まったようなので良しとします。

 

加えて、看護師さんに

「点滴ももうやってないので、点滴ライン抜いてください」

とお願い。

「先生に確認してみますが・・・、もう使わないので抜いちゃいますか!」

 

(お!話が分かるね!)

 

グダグダしていましたが、これで私の体に入っているTUBEは全て抜けました!

 

いちいち医者に確認しなきゃならないここの病院の変なシステムにまた不信感を覚えて一日が終るのでありました。

 

YOUTUBEでも観て寝よ~

 

つづく

 

ここまで読んでいただきありがとうございました!

今日も皆さんが元気でありますように♪

引き続き「ちょっとだけ元気になれるブログ」を続けていきますので今後もお付き合いください(⌒∇⌒)

 

 

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