前回の続きです。
首の病状の原因が分かったわけですが
正式には
「甲状舌管瘻(こうじょうぜっかんろう)」
とのことです。
こいつを取るのにいったいどのくらいのリスクがあるのか、先生に聞いてみました。
入院期間
一般的には、正中膿疱と言って、この甲状舌管だったりその周囲に膿疱が出来て外側から見ても大きく腫れている症例が多いそうです。
私の場合は管の瘻孔なので、腫れていない状態での手術となるようです。
どのみち首を切って、腫れている管を切除してしまうオペレーションとなるので入院期間は1週間とのことでした。
ただ、私の場合は唾液が漏れているということもあって、どこかに穴が開いています。その穴をふさぐのですが、頑丈な皮膚を縫ってふさぐのと、弱い粘膜を縫ってふさぐのとでは耐久性が大きく異なるそうです。
当然ながら後者のほうが弱くなり、もしそのような手技になった時は
弱い粘膜に刺激を与えないようにするため、経口摂取が出来ず
鼻から栄養を入れなくてはなりません!
経鼻栄養となった場合は入院期間が3週間になるそうで、1ヶ月近く病院で生活しなくてはならなくなります・・・(;_;)
他の病院の選択肢
他の病院で診てもらう選択肢も考えましたが、伊藤病院で手術予定を変えてもらって来ているし、緊急の病気ではないので、他の病院に行ってもおそらくは手術までかなり待たされると思います。
結構な手術のようですが、以前の甲状腺乳頭癌+リンパ節郭清に比べれば転移などもないので症状としては良性です。
今回は(というか今回が最後にしたい)総合病院での手術を決めました。
病状は珍しいのか?
冒頭でも書いた通り、通常は正中膿疱で受診するケースが多いそうです。
私のように、甲状腺をとってしまったことで甲状舌管瘻が発生するケースは先生も初めてだそうです。
瘻孔の程度も手術をしてみないと分からないのが正直なところだそうです。
手術の後遺症は?
ちなみに、首の2か所を横に切開して術やを確保するそうです。
そのため当然ながら傷跡はそれなりに残るようです。
問題なのは声が出なくなることや、気管切開のリスクなどですが
幸い、そこまで深い部分の病気ではないので、声や呼吸に関するリスクは無いとのことでした。
骨を取ると言われてビビッてましたが、舌骨のすべてを取るわけではなく、舌の図にあるような舌骨に付着している部分を削るくらいだそうです。
骨の一部がなくなるのですが、私のことですから、そのうち再生することでしょう。
というわけで、リスクは大いにあるものの、甲状舌管が日々悪さをし続けるのを止めるために入院することが決まりました。
早速入院の手続きをしていきますが、2年前に入院しているので、淡々と検査や書類の説明を受けました。
伊藤病院の主治医の先生にもお電話をして、総合病院に入院が決まったことと、予定していた入院のキャンセルをお伝えしました。
伊藤病院の先生も、瘻孔が出来ていることを理解しており、病状を説明したところ
「その状況であれば、そちらの病院で早めにみてもらったほうが良いです。そちらで手術できるのは良かったですね」
とのことでした。
引き続き、コロナの中での入院ということなので、お見舞い禁止、外出禁止、入院前にはコロナ検査が徹底されます。
1つだけ、違和感があったのが
「サプリメントは何か飲んでますか?」
「いえ、特に飲んでません・・・あ、プロテインくらいですかね」
「プロテインも今日から中止してください」
「えっ!!禁プロテイン?略して禁プロ!?」
なんと私の主食が禁止されました!
ただのタンパク質なのに禁止されるってよくわかりませんが(´・ω・`)
この日は色々あって喉が渇いたので「ザバス」を飲みながら帰りました。
つづく
ここまで読んでいただきありがとうございました!
今日も皆さんが元気でありますように♪
引き続き「ちょっとだけ元気になれるブログ」を続けていきますので今後もお付き合いください(⌒∇⌒)
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