忙しい仕事の合間を縫いながらMRIとCTを受けました。
検査
造影剤を入れながらの撮影なのですが、針を刺されることに何の抵抗もなくなってきました。
今は傷口からの漏出が結構あるので、こんな感じでばんそうこうを貼って普段過ごしています。
MRIの時には担当の先生に
「あれ?何の検査?」
と言われ説明しましたが
「え?あ、そうですか。ふーん」
とか言われてなんだかな?って感じでした。
おそらく、外側の傷口の検査なのに、なんで内側を移すMRIを受けてるんだろうと疑問に思ったんじゃないかと想定します。
まあ、そうですよね。この程度の傷にMRIなんて・・・って思いますよね。
検査自体は問題なく、30分くらいで終わってあとは支払いを済ませて帰るだけなのでサラッと終わりました。
いざ検査結果が分かって外来の日となりました。
外来
予約していたので、待たされることなくすんなり外来に通されました。
「傷口から唾液が出てるんですって?検査したところ、これはですね~、甲状舌管から漏れているみたいです。」
「こうじょうぜっかん?なんすかそれ?」
「甲状腺と舌骨をつないでいる管があるんです。あなたの場合は以前の舌根部の手術でそこが少し傷ついた可能性があることと、加えて甲状腺を全部取ったのでその影響で残ったこの管が悪さをしているようです。」
「通常だと、この管は細かったり、波状になっていて唾液が入ってくることはないんですが、あなたの場合通常の人よりもこの管がかなり太いので唾液が入り込んできているようです。」
つまり今回の病状の原因は
・以前の舌根部膿疱を切除した時のなごり
・甲状腺を切除したことでの防波堤決壊
・先天的に太い甲状舌管
このトリプルパンチで症状が出てきたということです。
ちなみに私のCT写真でみるとこんな感じです。
※この写真はまだ甲状腺を全摘する前の写真です。
この黄色いラインが甲状舌管のようです。
今までの手術が悪かったんじゃないか?これは事前に想定出来たんじゃないのか?
と思った矢先に先生からコメントありました。
「こればっかりは、実際に症状が出てみないと分からないですね。他の方は症状が出てない人がほとんどですからね。」
手術の見立て
「この甲状舌管を取る手術が必要になってきますね。」
「こいつは取ってしまっても大丈夫なもんでしょうか?」
「特に機能果たしてないので大丈夫ですよ。甲状腺をとってしまっているのでただ残っているだけですから。」
「首に切開を入れて骨と一緒に取るようになりますね。」
「そうですか。骨と一緒に取って・・・って、は?骨取るんですか?」
「この管は骨にもくっついてしまってるんで骨も取らないと完全に取り切れないんです。さらに、唾液が漏れてくるんで、取ったあとの穴を結節(ふさぐ)していく必要があります。」
「はあ・・・、管をとって、骨をとって、穴をふさいで・・・」
首の膿疱(ふくろ)を切って取り出すくらいで症状は治るかな~と軽く考えていたんですが、まさかのハードな手技に頭が若干パニックになってしまいました。( ゚Д゚)
手術や自分の侵襲を考えると動悸が早くなります。(*_*)
それに加えて、この病院で大丈夫なのか?とは言ってもそこまで先送りできるのか?他の病院を探し出してまた一から通いだすのも難しいんじゃないか?
などと考えると脂汗が出てきます。(-_-;)
落ち着こうと思って先生に確認の質問を投げかけます。
「入院期間はどのくらいですか?」
「他の病院という選択肢はどうですか?」
「自分の病状は珍しいのか?」
「手術することで後遺症ありますか?」
質問を投げかけていく中でこの病気の全体像が明らかになっていきますが、また次回に。
つづく
ここまで読んでいただきありがとうございました!
今日も皆さんが元気でありますように♪
引き続き「ちょっとだけ元気になれるブログ」を続けていきますので今後もお付き合いください(⌒∇⌒)
↓今日のランキングは○位!「ポチっ!」と応援もらえると嬉しいです♪