来月の入院に向けて入院関係の書類を整理してました。
そこで間違いに気づきました・・・
ヨウ素制限食は2週間だけでした!!
看護師さんの話を聞いているときは4週間だと思っていましたが勘違いしていたようです。
チラーヂンの休薬とチロナミンの服薬と、タイロゲン注射の選択肢とごっちゃになっていたようです。
改めて治療計画のスケジュールを整理しておきます。
治療スケジュール
チロナミンの服薬が終わり、完全休薬が始まってからヨウ素制限食の開始となります。
間違えないようにグーグルカレンダーにスケジュールを入れておきました。
先生や看護師さんに説明してもらったのかもしれませんが、ヨウ素制限食のインパクトが強すぎて、全然原理を理解できていませんでした。
意味も分からずやることが嫌いなので、改めてですが、甲状腺治療のアイソトープ治療・・・の準備段階について調べてみました。
チロナミンとは何か?
もう少しで服薬が始まるチロナミンとチラーヂンの違いを調べてみました。
同じ甲状腺ホルモンなのですが、チロナミンは服薬頻度が1日3回もあります。
なんでチラーヂンじゃダメなの?と思ってましたが・・・
それを理解するためにはまずT3とT4の違いを知る必要がありました。
よく病院の検査結果をもらった時にチェックされるのですが、3とか4とかよくわからず見ていました。実は細かくは違いがあるようです。
甲状腺疾患の薬(薬について)|甲状腺疾患の治療|伊藤病院 - 甲状腺疾患専門
T3とは
T3とは最終的な甲状腺ホルモンの生成物のようで
これを薬に置き換えよう!というのが「チロナミン」ということになります。
これ自体はタンパク質との結合で失活しやすいので、「飲んでしばらくするとなくなっちゃう」ということのようです。
T4とは
T4は服薬後、肝臓や腎臓で代謝されるとT3に変換されるようです。
肝臓や腎臓の働きに合わせて甲状腺ホルモンの最終生成物が出来上がるので甲状腺機能の安定性は高いということになります。
このT4を薬に置き換えると「チラーヂン」ということになります。
チラーヂンは失活しにくく、半減期(半分なくなるまでの期間)が7日間あるので定期的に飲んでいれば頻回な服薬は必要なくなります。
なぜチロナミンにするのか?
この半減期がポイントになるようです。
チラーヂンの服薬をやめても、半分なくなるまで7日間かかります。
全部なくなるまではもっとかかるので
この間は服薬をやめて、半減期の極端に短いチロナミンに変えることで
甲状腺機能を維持しながら体内のチラーヂンを無くしていく
そして
完全休薬することで甲状腺ホルモンを消し去り
体内にヨウ素が無い状態を作り
さらにヨウ素制限食をすることで
ヨウ素が取り込まれやすい状況を作る
というメカニズムのようです。
かなり分かりにくい説明ですみません(-_-;)
でも自分ではかなり納得することが出来ました。
今までは手術や身体の機能など、外科的な部分にフォーカスしてきましたが、内科的な目に見えない部分のことも知っておくことも、これからの治療をしていく上で大切だなと思いました。
過去の放射線治療の記事も若干訂正しました!
ここまで読んでいただきありがとうございました!
今日も皆さんが元気でありますように♪
引き続き「ちょっとだけ元気になれるブログ」を続けていきますので今後もお付き合いください(⌒∇⌒)
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