ガンと筋トレと私 ~甲状腺癌 闘病記~

40歳♂ 癌の発見から日常生活の変化を書いてます。趣味の筋トレや釣り、子育てやお金の話など、同じ悩みの皆さんをちょっとだけ元気にします!

「感謝には苦労が必要だと思う」癌闘病記その58

世の中どんどん便利になってきています。

コロナ下で促進されているテレワークなど、色々と苦労はしていると思いますが、様々な技術が以前は不可能だったことを可能にしています。

 

しかし、ある時ふと違和感を感じるようになってきました。

 

近くにあるモノ・ヒトが当たり前になってきてて、感謝を忘れているのではないか?

 

大事なことのような気がするので記事にしておきます。

 

 

背景

子育てをしていると、自分が子供の頃、今と比べてモノが少なかった時や食べ物も質素だった時とどうしても比較してしまいます。

 

便利な世の中になっているんだと思いますが、果たしてそれが子供をや自分を人間として強くしているんだろうか?と考えました。

 

そして、普段当たり前にあったものが闘病、コロナでの自粛を経験して、貴重なものであると感じたことも考える背景になっています。

  

離れて分かる便利なもの

普段当たり前にあって、だんだん貴重さが薄れているものが沢山あります

 

  • パソコン
  • スマホ
  • エアコン
  • テレビ

 

これらは普段生活のなかで何も考えずに使っていますが、そもそもあること自体にありがたみを感じれなくなっていると思います。

 

また、物自体が複雑すぎて、どうやって作られているか?どうやって直せばいいのか?皆目見当もつかないのではないでしょうか。

 

自分の生活を考えると、パソコンやスマホが無くなったら仕事が出来ませんので、サラリーマンとしての自分の価値は全然なくなるんだろうと思います。

 

今はどこに行ってもエアコンがついており、寒い冬でも快適な生活が送れるようになっていますが、これが一切なくなったらどんな生活になるのか・・・想像もつきません。

 

いざ無くなった時のことを想像するだけで普段使っているモノへの意識はかわるのではないでしょうか?

 

 

離れて分かる大事な人

2020年には2回入院したのですが、コロナ下だったので、家族にはその間会えませんでした。

普段近くにいた時は、子供が騒いでいたり、妻がごろごろしていたりするとうっとうしいなと思っていました。

 

入院した時には

 

「ひとりでゆっくりできる!」

 

と最初は思っていましたが・・・しばらくすると

 

「あれ、家族は元気にしているかな?」

 

とたった数日会わないだけでも寂しくなってしまいました。

 

病気だったということもあると思いますが、離れてみて改めて家族のありがたみを実感することが出来ました。

 

きっと、世の中のおじいちゃん、おばあちゃん達は距離があるがゆえに孫に対してやりすぎるくらい可愛がっているんだなと思います。

 

私自身も闘病の経験を通じて、改めて家族に対して強く感謝をするようになりました。

 

サラリーマンとして仕事をしてから15年以上が経ちます。

その中でもいくつかの出会いや別れがありました。

 

考え方が合わず、衝突していたり避けていた相手がいざいなくなると、振り返った時にその人は自分を成長させてくれたなと思うことがあります。

 

関係している当初は嫌で嫌でしょうがなく、気付かないのですが、距離を置くことで見えるものもあります。

 

まとめ

便利なものであふれている昨今ですが、それが当たり前になっていまい、いつの日からか感謝することが出来なくなってきています。

 

食事が3食食べれる、食事も簡単に作れる、スマホ操作で食事が届く世の中になっています。

 

それを否定するつもりは全くないですが

闘病を通して、入院や絶食生活制限を経て感じたことととして人間がモノやヒトのありがたみ(≒幸福感)を感じるためには苦労が必要でその口渇感を育てないと刺激を感じなくなってしまうものだと思いました。

 

  • 登山で食べるおにぎりが最高に上手い
  • 仕事の後のビールが一番うまい
  • 雪の中で入る温泉

 

便利さへの欲求が世の中をどんどん発展させているのですが、ふと立ち返って物事のありがたみを感じるために自分を過酷な状況へ敢えて導くことも必要です。

 

身体が生ぬるい環境に慣れてしまっているときには生物としての機能がどんどん衰えている状態です。

便利になっていろんなものが近くにありますが、思い切って距離を置いてみると、本当の良さや有難みが見えてくるものです。

 

それが出来なくても

「この環境が無くなったら」

「この人間関係が途切れたら・・・」

「替えが聞かないものだったら」

を想像しながら生きていくことが、感謝の気持ちを増やして人生を豊かにするコツなのかもしれません。

 

苦労をした2020年でありましたが、その分色んなことに感謝できる1年でもありました。

 

2021年も

 

厳しい環境に身をおき

 

修行しながら

 

感謝の気持ちを育てていくために

 

山にでも篭ろうかな

 

鬼滅の刃 第133話「ようこそ…」感想・考察

 

ここまで読んでいただきありがとうございました!

今日も皆さんが元気でありますように♪

引き続き「ちょっとだけ元気になれるブログ」を続けていきますので今後もお付き合いください(⌒∇⌒)

 

 

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