甲状腺癌の治療後、久しぶりに仲のよかったお客さんに会ってきました。
優肌絆に変えましたが、ネクタイは当分しませんw
何度か病状を伝える時、ポイントがあるなと思いました。
周囲の人に自分の病状を伝えきれないと誤解や思い込みにつながり、ストレスになるものです。
全く同じ病状の方はいないと思いますが、病状説明に役立ててもらえれば幸いです。
ちゃんと伝われば自分もスッキリし、相手からのサポートも受けやすいはずです。
話す目的を伝える
対面であれば
「ご興味あるか分かりませんが、仕事でご迷惑おかけしなように、簡単に病状の説明をさせて頂きます」
メールであれば
「少し長文ですが、ご迷惑おかけしないように私の病状を記載しましたので、ご興味あればご覧下さい」
病名と現状を伝える
病気を端的に伝えます
「甲状腺に癌が見つかって、リンパ節にも転移してたので、手術のために入院してました」
この言葉だけを聞くとインパクトの強い言葉「癌」「転移」「手術」が耳に残り、すごく心配になるそうです。
続いて甲状腺癌の特性を伝えます
「甲状腺の乳頭癌なのですが、実は癌の中でも進行が遅くて、先生から15年前から育ったんだと言われたくらいです(笑)」
ちなみに
私のあったお客さんは「入院してた」ことしか知らなかったので
ずっと「新型コロナに感染した」と思っていたそうです(笑)
治療プロセスを伝える
聞いてる方としては逆算した時間軸で話を聞きたいようです。
敢えて手術の段階から話をしています。
手術
「3時間半くらいの全身麻酔の手術で、甲状腺の全摘出と、転移しているリンパ節を取り除く手術でした。」
キズをみせながら、手術時間、麻酔の種類、手技の概要を伝えます
「全身麻酔なので、寝てる間に終わったし、手術も無事成功しました!」
しんどそうですが、手術を受ける側は大したことないと伝え安心してもらいます
入院
「入院は7日間で、手術の翌日が痛みとの戦いで1番辛かったですがあっという間でした」
人によっては入院って1か月くらいのイメージの方もいるようなので日数を伝えます。緊急手術ではない点も伝えていいかもしれません。
「手術後順調に回復したので、予定通り退院出来ました。コロナももらってきてないはずですよ」
コロナ疑いをかけられないように(笑)
検査
「どうやって見つかったの?」
とか
「よく見つかったね!」
と言われる事が多いので簡単に流れを伝えます
「喉の病気を繰り返してて、先生に精密検査をお願いしたんですよ。で、CTを取ったら石灰化した腫瘍が見つかって、これは取らなきゃねってなりました」
「私の場合保険に入ってなかったんで、体調に不安を感じたら先ずは保険に入ってから検査始めた方が良いです」
病気が見つかってからでは遅いので、保険の見直しなんかもサラッとお勧めしてます。(私は保険屋ではありません)
今後の治療
「病変の殆どは取り除いたので、来年あたり放射線治療して癌細胞をやっつけて、ホルモンが安定すればあとは経過観察の予定です」
病気によって治療の流れやタイミングが異なるので、治療までのスケジュールを簡単に説明します。相手も想定出来て安心に繋がります。
懸念点とサポート要望を伝える
ココがとっても大事です!
「ご迷惑おかけしないように、懸念点お伝えしてもいいですか?」
大抵、親身に聞いてくれます。
「元気な声を出しにくいので、カマ声御容赦ください」
「声が出しにくくなるかもしれないので出来ればメールで連絡ください」
「産業医からは残業制限されているので、なるべく勤務時間内で連絡ください」
長くなりましたが
ツギハギで話すとちゃんと伝わらない時があったので、まとめて伝えます。
社内の一部関係者にはメールで文面を作って退院後報告しました。
私の場合
「分かってくれない!」
と言う前に、しっかり伝えてないことが多いと思いました。
聞かれてないから言わない、それで分かってくれない!
ってのは、自分の勝手な都合です。
然るべき相手にはきちんと伝えることが大切だと思います。
・・・
取引先から
「今までと雰囲気変わったね」
「なんだか昔の方がギラギラしてたかも」
(そうか・・・丸くなったかな)
色々と病状を伝えたあと
本気の冗談を言って占めてます
「体は元気になったんですが、売上数字が元気ないんですよ!」
「ご協力よろしくお願いします!」
「あ、変わってないねw」
ここまで読んでいただきありがとうございました!
今日も皆さんが元気でありますように♪
引き続き「ちょっとだけ元気になれるブログ」を続けていきますので今後もお付き合いください(⌒∇⌒)
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